[連載:ツボとコツ!第3回] 何故あなたのメッセージは伝わらないのか?
みなさまこんにちは!奥秋です。
3/26に発売された 「元外資系コンサル会社のパワポの達人が教える!プレゼン資料作成のツボとコツがゼッタイにわかる本」から、特にお伝えしたい内容を抜粋してお伝えしています!
第3回のテーマは「何故あなたのメッセージは伝わらないのか?」です。
日常のコミュニケーションでも「伝わらない」ことだらけ
これはある会社での営業日でも、課長のカチ野さんとアシスタントのアシ田さんとのやりとりです。
カチ野 「アシ田さん、昨日お願いした見積書、できてる?」
アシ田 「いえ、まだやってないです」
カチ野 「えっ! わかった、もういいです。ありがとう」
アシ田 「はい、わかりました」
こんなやりとり、あなたの周りでも時々発生することがあるのではないでしょうか。
表面上はうまく収まっているようですが、実はお二人の心の中ではこんなことが起こっています。
カチ野 「アシ田さん、昨日お願いした見積書、できてる?」
アシ田 「いえ、まだやってないです」
カチ野 「えっ!(今日の夕方必要なんだけど・・・言ったじゃないか!なんでできてないんだよ!もう自分でやるから) わかった、もういいです。ありがとう(一応お礼っぽく伝えておくか・・・)」
アシ田 「はい、わかりました(人に頼んでおいてなんなのソレ・・・後でやろうと思ってたのに)」
カチ野さんは、今日の夕方までに見積書が必要で、昨日の朝依頼したし、もうできていて当然だろう。それなのに「まだやってない」って普通に悪びれることもなく言ってくるなんて困ったアシスタントだなあ・・・と感じています。
一方、アシ田さんは、他の仕事もあったのでカチ野さんの見積書は明日作成しようと思っていました。特にカチ野さんから期日の指定もなかったのに、何で急にキレてるの?いつもこの人こうなんだから・・・と感じています。
これではお互いハッピーではないですね。なぜこんなことが起こったのでしょうか?
勘の良いみなさまはすでにお気づきかもしれませんが、実はどちらか一方だけに問題があるわけではないのです。
カチ野さんは、1日あれば自分のところに見積書が届くだろうと確認を取らずに自分で判断していました。
そして、アシ田さんも、明日対応しようと自分で判断をしていました。
お互いが事前に「相手の状況やニーズ」をしっかり確認していれば、このようなことは発生しないのです。
カチ野さんがアシ田さんに仕事を依頼するときに「明日のお昼までに対応してもらうことは可能かな」と伝えていれば、
あるいは アシ田さんがカチ野さんに「期日があればお伺いできますか」と確認しておけば回避できたのです。
このように「自分が伝えたと思っている」「相手が言ってくれると思っている」だけでは、まず相互に自動的に分かり合うことなどないのです。
プレゼンが伝わらない理由も、日常のコミュニケーションと同じ
先ほど「相手の状況やニーズ」を確認していれば、コミュニケーションのミスが起こりにくいとお伝えしましたが、プレゼンの本質も全く同じことが言えます。
例えば、企画や提案の場であれば、「我々は●●事業を展開する会社です。経営理念は●●。創業からこれまでの20年間で多くの顧客をかかえて~~~」などといった自己紹介をつらつらと話し続けられるよりも、「この人は自分のどんな悩みを取り除いてくれるんだろう?」という問題解決のほうが相手には喜ばれます。
・・・・「相手の状況やニーズ」をしっかり確認、先ほどのコミュニケーションと全く同じだと思いませんか?
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