キャリアコンサルティングで大切にしていること
みなさんこんばんは、奥秋です。
5月に入って、数人の方のキャリアコンサルティングを実施しました。
やっぱり、キャリアコンサルティングは楽しいですね♪
なぜ楽しいかというと、最初は表情が暗かったり、全然話をしてくれなかったり、相談内容に興味を持っていなくても、
いろいろ話していくうちに、心を開いて、笑顔で興味を伝えてくれたりするようになったりするんですね。
すごくうれしいのです*(^o^)/*
わたしがキャリアコンサルティングで特に大切にしていることは、以下の3点です。
1. 相手を最大限に尊重する
これは、カウンセリングの基本である「傾聴」に基づいています。
まず最初に、本人が絶対話したいことを確認しています。これは本人を最大に尊重することにつながります。
また、こちらが話している途中で相談者本人が話し出したら、こちらは話すのをやめます。
意思の表明やネガティブ発言は聞き落さないようにします。
先日あったネガティブ発言の1つの例(若干、変更しています)をご紹介します。
相談者 「わたし、コミュニケーションが苦手なんです」
私 「えっ、そうは思わないけどなぁ。今ものすごく私にたくさん話してくれてるじゃないですか!苦手って言うけど、どうしてそう思うの?」
そう聞くと、実は、うまく自分の気持ちを伝えられなかったことで失敗した経験が過去にあって、それを引きずっているだけということがわかりました。
今はもう違う。それに本人が気づいてくれるだけで、「苦手」が1つ克服されかけるのです。(すぐには無理だけど、時間をかけて)
2. 楽しい時間にする
これは、キャリアコンサルティング終了後に「行って良かった」と思ってもらえるように。
具体的には、笑顔で「ありがとうございました!」と言ってもらえることをゴールとしています。
キャリアコンサルティングの時間は、「相手のためのもの」。私の自己満足の時間ではありません。
特に、自分の意志ではなく、他人に言われて来ている場合も多々あります。シブシブ参加しているのです。
しかし・・わたしは逆に燃えます(^^* よーし、絶対笑顔で終わらせるぞ!次もお願いします、って言わせるぞー!って。
そのためには、1の「相手の尊重」と、「笑顔」「相手の気持ちをくみ取って、存在・来し方を認めること」はとっても大切なのです。
3. 本人の意思で、一歩前進をコミットさせる
これをうっかり忘れると「楽しかったけどなんだったっけ?」となってしまうのです。
ご本人には何か目的があって来ていて、その方のとても大切な時間を私にゆだねて頂いているのです。
話して楽しかった、すっきりした、ではなく、問題解決のために、ほんの少しでも、一歩前に、
それも、こちらが誘導するのではなく。相談者本人の口から言ってくれることがとても大切です。
新しいこと、何か次につながることをちらっとでも言いだしてくれたら、もうしめたものです(笑)
「今○○っておっしゃいましたね!」と本人の言葉を繰り返すことで、本人の脳裏に焼き付けます。
自分で発言したのだから、後はそれをどのような手段で、いつまでにやるのか、を本人とすり合わせるだけです。
これからも「親しみやすい、相談者のための」キャリアコンサルティングを通じて、モヤモヤした悩みを相談者とともに整理して、みなさんが前向きに楽しく人生を送るための幸せに近づけるお手伝いをしてまいります。